TECH BLOG

nTop Platformって? #1

2021/01/07

nTopology アプリケーション開発・受託製造

みなさま、こんにちは。開発部の鈴木です。
今日はnTopology社のソフトウェア、nTop Platform(以下nTop)に関する『よくあるご質問』を1つご紹介したいと思います。

よくあるご質問 その1

 つまり、CADソフトってことですか?

   

圧倒的に多いのがこちらの質問。CADソフトではございません!

じゃあ何?次世代のエンジニアリングソフトウェアって何?
・・・と、声が聞こえてきそうです。

シンプルに申しますと、CADで設計するのが現実的でない形状を設計できるようにしたソフトウェアです。
(主にSTLやスライスデータで出力します。ただし、トポロジー最適化を行ったモデルはCADデータとして出力が可能です。)

つまりどういうことかというと・・・

こういった形状、CADで設計するのは現実的ではないですよね。

実はこの形状、表面積を最大化することができるので、熱交換器に最適な形状なんです。

これをnTopならこんなに素早く、簡単に設計できちゃいます。



驚きませんか?私は2019年のFormnextでこれを目の当たりにして本当にびっくりしました。

*Formnextとは、ドイツで開催される世界最大級のAMの展示会で、AMに関する企業様が世界中から集まります!

AMとの相性の良さ

こういった機能最適化されたユニークな形状は、AMととても相性が良いのです。
なぜでしょう?

こういった複雑形状は、従来製法ではなかなか実現が難しいですよね。
逆に言うと、従来製法の制約にとらわれない発想でモノづくりができるのがAMなのです。


↑316Lで造形した後、おもしろそうという理由だけで金メッキ加工をしてみたサンプルです。

どうですか?ワクワクしませんか?

まだまだ『グッとくる』ポイントがいっぱいなんです!
溢れる思いをTech Blogでご紹介できたらと思っていますので、更新を楽しみにしていてください!

さいごに

最後になりましたが、みなさま、今年はどんな一年にしたいですか?
私は少しでも多くの人に、AMという技術に興味を持ってもらいたいです。

金属AMで今までたくさんの苦労を経験してきましたので、その分みなさまが困った際にはたくさんのお手伝いができると思います。

今年は私たちと一緒にAMジャーニーをはじめてみませんか?

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