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2025.07.22

EOS 樹脂3Dプリンターの日々のお手入れ ①

 TECH BLOGをご覧のみなさま、こんにちは。
産業用3Dプリンターの導入を検討する中で、日々のお手入れについて気になる方がいらっしゃるかもしれません。3Dプリンターをトラブルなく長くご利用いただくためには、定期的なお手入れがとても大切となります。

当社では3Dプリンターご購入後も、使い方やメンテナンスのご相談に丁寧に対応できる環境を整えております。今回は、EOS製 樹脂3Dプリンター FORMIGA P 110シリーズのプロセスチャンバーのお手入れで気を付けるべき部分を1点ご紹介します。造形が行われるプロセスチャンバーでは造形中に、造形エリアの周りにもパウダーが付着していくため、造形後は毎回清掃していただくことが必要です。
図1. FORMIGA P 110 Velocisのプロセスチャンバーの位置
さてプロセスチャンバー内の清掃をする際には、図1のプロセスチャンバーにあるヒーターを取り外す必要がありますが、必ず3Dプリンターの電源を落としてから脱着するようにしてください。

理由としては、3Dプリンターの電源を落とさないと、ヒーターを元の位置に戻す際にコネクタ部がショートして焦げてしまう恐れや、ヒーターが機能せず造形が開始できないといった状態になってしまう恐れがあります。そのため、正しい手順で3Dプリンターの電源を落とす必要があります。

このような留意すべき内容についても、導入時の操作トレーニングで丁寧にご説明いたします。ユーザー様専用のポータルサイトを完備しておりますので、運用中に不安なことが出てきた場合は、お気軽にお問い合わせいただけます。日々の正確な清掃を確実に行うことが、造形の安定性や健全性にもつながります。当社の安心のアフターサービスで、3Dプリンターを長く快適にご活用いただきたいと思います。

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