当社ではEOSの3Dプリンターの導入後も安心してご利用いただけるように定期点検を実施しております。
今回は、EOSの樹脂3Dプリンターの定期点検で実施しているレーザーパワー計測の重要性についてご紹介します。
EOS P3 NEXT (Source:EOS)
レーザーパワーの計測では、造形中のレーザーパワーが適切な出力値を保てているかの確認を行っています。これは造形物の品質に関わる重要な項目で、たとえばレーザーパワーが基準値を満たさないレーザーパワーロスの状態になると造形を適切に行うことができません。不十分な入熱によって造形物の強度が低下したり、造形物の色味が変化したりといった造形不良が出てしまう可能性が懸念されます。
このような不具合を防ぐために、当社では1年ごとにレーザーパワーの計測を実施しております。
レーザーパワーロスになっていた場合は、当社のエンジニアがEOS社の指定値になるよう調整を行っています。またレーザーパワーロスは造形品質の低下につながるため、定期点検以外でもお客様のご要望に応じて計測等を実施しております。
当社ではユーザー様専用のポータルサイトをご用意しておりますので、造形中のレーザー照射や造形物などについて気になるところがございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせいただくことができます。導入後も3Dプリンターを安心して長く快適にご活用いただけるよう、当社がサポートいたします。