アディティブ・マニュファクチャリング(AM)技術のグローバルリーダーであるEOS社(ドイツ、クライリング)と、高出力半導体レーザーおよびファイバーレーザーのリーディングプロバイダーであるnLIGHT社(アメリカ、キャマス)は、共同戦略的技術協力を推進し、nLIGHT社のビーム成形レーザーをEOS社の金属AMシステム(金属3Dプリンター)で利用できるようにする基本合意書(LOI)を締結したことを発表いたしました。(2024年6月13日)
nLIGHTのAFXレーザーでは、1つのレーザーで7つの異なるビームプロファイルが選択できます。
スポット径は85μmから210μmの間で、造形の高速化やプロセスの安定性向上、そしてヒュームやスパッタの低減などを実現します。

nLIGHTとEOSは、ビーム成形とライトエンジンの最適化機能をデジタルで利用できるようにする計画を進めています。
これにより、EOSユーザーはEOSのソフトウェアを通じて様々なビームプロファイルを設定でき、より生産性の高い製造を行うことが可能となります。
尚、EOSのグループ会社であり、3Dプリンターのカスタマイズを専門とするAMCM社では、すでにソフトウェア上でプログラム可能なnLIGHT社のAFXレーザーを金属3Dプリンターに搭載しています。
LOIの詳細はEOS社のプレスリリースをご参照ください。