みなさま、こんにちは。nTop(旧nTopology)サポートの川浦です。
2026年に入ってからのアップデート内容をご紹介します。
流体解析が共役熱伝達解析に対応(いずれも試験的)したほか、AIを利用した設計値最適化の準備、曲線の制御や操作・表示の細かな改善が行われています。
Version 5.38
共役熱伝達解析(Beta)
nTop Fluidsが共役熱伝達解析に対応しました。材質定義に熱伝導率のパラメータがあり、最低1つ以上の熱拘束の条件を追加すれば従来の速度・圧力に加えて温度の解析結果が追加されます。
(現状ではまだいくつかバグがあるため、今後の改善をお待ちください)

ブロックの追加
Streamline (Beta)
ベクトルフィールドと任意の座標から、ベクトルを繋いだ曲線を作成します。
nTop Fluidsの流体解析結果を用いれば流速線をカーブデータとして取得可能です。

Version 5.39
ユーザーインターフェースの更新
2Dベクトルフィールドのアイコンが変更になり、通常の(3次元の)ベクトルフィールドと区別できるようになりました。

Version 5.40
ブロックの追加
Convection Boundary Load
共役熱伝達解析で使用される対流境界条件のブロックです。
ユーザーインターフェースの更新
インプリシットモデルをSet Bounding Box等でクリッピングした際の断面表示デザインが変わりました。

Version 5.41
ブロックの追加
Export CFD Analysis Result (Beta)
nTop FluidsによるCFD解析の結果をVTK ImageData形式(.vki)で出力します。
ユーザーインターフェースの改善
これまでモデルの表示色は限定的なカラーパレットで選択できまししたが、新たにカラーパレットから自由な色を選択できるようになりました。

Version 5.42
ブロックの追加
Tuple (Beta)
タプル型データを定義します。カスタムブロックは本来1つのデータ型しか返すことが出来ませんが、タプルを使うことで複数の型を返すことが可能です。

JSON from Tuple (Beta)
実数で構成されたタプル型データをJSON形式に変換します。
Version 5.43
ブロックの追加
Import Neural Network (Beta)
ONNXファイル形式のニューラルネットワークモデルをインポートします。これはパラメータ最適化機能のDependent Parameterで使用されます。
ブロックの更新
Dependent Parameter (Beta)
ニューラルネットワークなどから作られたサロゲートモデルを入力とし、スカラー値を返すことが出来るようになりました。

Remap Field
デフォルトの入力がVector Fieldになりました。
ユーザーインターフェースの更新
- 距離測定機能(ショートカット:M)は2点の座標を表示するようになりました。

- モデルの右クリックメニュー “Go to Selection”から、対象のブロックへ飛ぶことが出来るようになりました。
セクションで折りたたまれている場合はそのセクションを展開します。
Version 5.44
ブロックの更新
Import CFD Analysis Result
.vtiファイルのインポートが可能になりました。
Version 5.45
操作に影響のある更新はありません。
Version 5.46
ブロックの追加
Bridge Curve
2つの曲線を接続する曲線を作成します。

Intersection Points
曲線とインプリシットモデルの交点を取得します。

Trim Curve
曲線をインプリシットモデルで分断します。

ユーザーインターフェースの更新
- 曲線を選択中、向きを示す矢印が表示されるようになりました。
- 曲線のプロパティに逆向きの曲線reversed curveが追加されました。

- ブロックを複数選択したままドラッグ&ドロップで順番を入れ替えることが出来るようになりました。
Version 5.47
ブロックの追加
Mirror Curve
面対称の曲線を作成します。

Evaluate Curvature
曲線の始点から任意の距離での曲率を示します。

Frame along Curve
曲線の始点からの距離を指定し、その座標での曲線のベクトルに応じたフレームを作成します。延長線上でも可能です。

主な更新内容は以上です。その他マイナーな更新やバグ修正が行われています。
より詳しい内容はnTopのヘルプをご確認ください。
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