こんにちは、XAMスタッフです。
皆さんは指紋や顔認証は上手く行っていますでしょうか?
私は最近、会社携帯の指紋認証が全く上手く行かず100%パスワード入力コースとなっています。
指紋がすり減ってきたのでしょうかねぇ…
前回、更に私好みの物に近づける事は出来るのか?プロジェクトにて、ハンドルのノブを軽くする に決定しましたので 今回はそのハンドルノブをどのように軽くするかを決定していきたいと思います。 一言で軽くすると言いましても、その方法は様々です。
< ハンドルノブ単体重量:約5.0g >
ここで久々に登場するワードですが、初回でお伝えしました 3Dプリンターを活用するという事が目的でもあります。 3Dプリンターと言いましても世の中には様々な製法、材料が存在します。 その中でも我々ザムテクノロジーズは、金属積層造形機で世界シェアNo.1を誇るEOS社(ドイツ)製品を中心に、 お客さまのニーズに合った樹脂または金属の3Dプリンター(LPBF方式:Laser Powder Bed Fusion/粉末床溶融結合法)をご提案しております。
■ 詳しくはこちらをどうぞ (3Dプリンターのご紹介)
そんな3Dプリンターでノブをより軽量化する際、私が考える方法は以下となります。
<軽量化案>
①: 純正よりも軽い材質で作成する
もともと軽量に作られていて操作時にも滑らないような材質を採用しています。 今回私がターゲットとしているノブはおそらくラバー素材かと思います。 ※私の予想ですので間違っていたらすみません。 それを更に軽量化するとなればさすがに金属では軽さに太刀打ちが出来ないですね。 ですので樹脂の材料にて単体重量:約5.0gへ挑戦します。 弊社にて取り扱いの樹脂は多種多様なのですが、今回は最もポピュラーなPA2200(ポリアミド12ベース)を考えています。 ちなみにPA2200の焼結後の比重は約0.93㎏/㎤ですので一般的なラバー素材に比べると軽量な材料かと思います。
■ PA2200について、詳しくはこちらをどうぞ 引用元:EOS社製3Dプリンターのユーザー様(原田車両設計株式会社様)のページ
②: ノブ本体の体積を減らす
純正のノブよりも単純に体積を減らすために小さくすれば軽量化は可能ですが、小さすぎると操作性が落ちてしまいます。 なので、操作性は落とさず体積を減らす事が理想となります。 そうする際、デザイン性も重要ですので単に小さくするだけでは無くなかなか難しそうです…
③: ①純正よりも軽い材質で作成する、②ノブ本体の体積を減らす、の両方
欲張りな方法ですね!!要は軽い樹脂を使用して体積も減らすって事です!! 純正が約5.0gなのでそれくらいしないと効果が得られそうにない気がします。
と言う事で “更に私好みに近づける”プロジェクト、ハンドルノブの軽量化方法は… ③ の純正よりも軽い材質で作成し、更にノブ本体の体積を減らす、に決めました!!
さぁ~次回はどんな形状にするかを決定していきますよ。 それでは今回はこの辺で失礼します。