こんにちは、XAMスタッフです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
皆さんは貼るカイロを使用した事は御座いますか?
私は冬場は腰に貼るカイロを常に貼っております。
そして剥がす事を忘れてそのまま衣類を洗濯機へ入れてしまう事が多々あります。
ついに、更に私好みの物に近づける事は出来るのか?プロジェクト、残念ながら今回が最終回となります。 最終回は今までいろいろ検討してきた事の集大成となります。
先ずは、前回に下図のパターン(3)で決定したモデルを実際に造形してみました。
完成品ハンドルノブ(黒染色済み)
今回造形で使用したPA2200材は造形前後とも白色なのですが、作業に夢中になり過ぎて 造形機から取り出した直後の写真を撮り忘れてしまいました… 完成品の画像は既に黒色に染色済みの物になります。 PA2200材は造形完了後に染色する事も可能な材料のひとつです。
重量比較
肝心の重量比較は、この通り!! 純正から約60%の軽量化に成功しました。 約60%軽量化と言うと、人間のダイエットなら危険な数値ですが 軽さが正義な釣り具の世界では有りではないでしょうか。
実装、性能確認
部品を装着して実際に性能確認も済ませて参りましたよ!! 結果は約3.2gの軽量ですが、作成者の気持ちが入っている事もあり純正よりも操作は軽く感じました(笑) それよりも驚いたのは、純正のラバー材に負けず劣らずなグリップ感と、 約60%の軽量化にも関わらずしっかりノブを握って力強く操作できたことです。 また数時間の使用でしたが、塩水をかぶっても強度が落ちる事も感じさせず、 地面へタックルを置いた際の衝撃で割れたりする事も無く、使用シーンに合った材料だと感じました。 と言う事で今回のプロジェクト “更に私好みの物に近づける事は出来るのか?”は結果として 私自身かなり満足のいく出来となりましたので成功とさせて頂きます。
テスト当日は小雨でしたが運良くGoodサイズ(30cm程)のサバ数匹に遊んでもらえました。 ライトタックルでしたのでかなりの引きでしたが、 3Dプリンター製の軽量ノブは最後までへこたれる事も無く終始安心してファイト出来ました。 そしてゲットしたサバは全て塩焼きでおいしく頂きました。
どれほどのサバとライトタックルで格闘したかをお伝えしたかったので載せてしまいました(笑) 御見苦しい画像で申し訳ございません。
皆様、私のこんなプロジェクトに最後までお付き合い頂きまして本当に有難うございました。 また新たな楽しいプロジェクトを進める事になりましたら、ご報告させて頂きますのでその際はお付き合い宜しくお願い致します。 それでは失礼致します。