こんにちは、XAMスタッフです。
今回は3Dプリンターについて右も左も分からなかった頃のお話をしたいと思います。
ある日、上司より「試しになにか好きなものを造形してみてごらん、ただし使用する材料はインコネル718ね。」と、大変ありがたいお言葉を頂戴しまして、趣味のバイクの部品を造形してみることになりました。
帰宅後、バイクを眺めながら何を造形しようかと思案、、、する間もなく気になっていた箇所を思い出しました。
それは赤く囲っているバイクのメーターを保持する台座部分、「メーターステー」です。(図1)
全貌はというと…
いいですね!DIYで作れそうなシンプルな形をしています。
このメーターステーに決定し、さっそく寸法を計測して3Dデータに起こしていきます。
まず車体側に固定する為の穴位置とメーターを固定する為の穴位置を決定し、そのあと配線等の邪魔にならない形状を設計します。(図3)
習ったばかりのデザインルールを思い出しつつ、そういえばインコネル718ってどんな材料なのか知らない、、と思い調べてみると、高温強度が高く熱伝導率が低いとのこと。問題は無さそうでしたので、次回は造形データを配置していきます。
(IN718:インコネル718)