こんにちは、XAMスタッフです。今日は前回からのお話の最終話になります。
造形物の切削となると1番ネックになるのは基準(原点)合わせでしょうか。
前回の切削の一連の流れに下記がありました。
「CAM上で設定した原点と実際の原点を合わせ、工具とその長さを確認したら起動します。 ここから自動ではありますが、よほどの自信がないとROBO君から離れることは出来ません。」
CAM上の原点というのは、CADで実際にモデリングしたデータに対しての原点です。 モデリングしたデータを造形しているのですが、モデリングしたデータの寸法のまま造形出来るということは難しく、 その誤差が切削時の原点を分かり難くさせてきます。
どんな治具を作って何処を原点に取るか。。 切削者の腕の見せ所です。
上手く切削出来た日はビールが美味しいです(笑)