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2023.06.19

AM造形後の後加工(切削)③【金属3Dプリンター】

こんにちは、XAMスタッフです。今日は前回からのお話の最終話になります。

造形物の切削となると1番ネックになるのは基準(原点)合わせでしょうか。
前回の切削の一連の流れに下記がありました。

「CAM上で設定した原点と実際の原点を合わせ、工具とその長さを確認したら起動します。
 ここから自動ではありますが、よほどの自信がないとROBO君から離れることは出来ません。」
CAM上の原点というのは、CADで実際にモデリングしたデータに対しての原点です。
モデリングしたデータを造形しているのですが、モデリングしたデータの寸法のまま造形出来るということは難しく、
その誤差が切削時の原点を分かり難くさせてきます。
どんな治具を作って何処を原点に取るか。。
切削者の腕の見せ所です。
EOSの金属3Dプリンターで製造した部品の切削加工①
加工前
EOSの金属3Dプリンターで製造した部品の切削加工②
加工後
EOSの金属3Dプリンターで製造した部品の切削加工③
側面部を切削加工した造形物
上手く切削出来た日はビールが美味しいです(笑)

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