![](https://www.nttdata-xam.com/wp-content/uploads/2023/06/後処理-1024x47.png)
金属AM(金属3Dプリンター)の造形物をプレートから切り外す際、弊社ではワイヤーカッターを使用しています。 このワイヤーカッターは写真1のようにカットが終わったパーツはどんどん下に落としていくので、落ちたときに傷ついたら困ります。
![](https://www.nttdata-xam.com/wp-content/uploads/2023/06/012_ワイヤーカット時の落下防止カバー①_01_350-350.jpg)
そこで、落ちないように保持しようと思い、治具を製作しました。 治具の素材は熱可塑性の樹脂なので、写真2のように工業用ドライヤーで簡単に変形できます。 柔らかくして押さえつけると樹脂のプレートは簡単にパーツの陰型になります。
![](https://www.nttdata-xam.com/wp-content/uploads/2023/06/012_ワイヤーカット時の落下防止カバー①_02_350-350.jpg)
写真3のように落下防止カバーをマグネットアームで押さえてあげるとプレート上のすべてのパーツをカット後も保持できるので、落下によるダメージを防ぐ事が出来ます。
![](https://www.nttdata-xam.com/wp-content/uploads/2023/06/012_ワイヤーカット時の落下防止カバー①_03_ぼかし450-300.jpg)
しかもカット中に流れ続けるエマルジョンの液体は、プレートと樹脂カバーの間を流れるので飛び散って周りを汚すことが減り一挙両得です。