みなさま、こんにちは。nTop(旧nTopology)サポートの川浦です。
11月のアップデート内容をご紹介します。大きな更新はありませんが、テーブルの作成機能が追加され、nTop内のパラメータやプロパティのリストをCSVファイルとして出力することが容易になりました。
Version 4.14
ブロックの追加
Column from Text
テキストリストを列として定義します。
プロパティ等にある数値を使用したい場合はテキストに変換する必要があるため、Text from Scalarブロックを間に挟みます。
オプションのHeaderに任意のテキストを入力した場合、列の先頭にそのテキストが挿入されます。
Table from Columns
列リストからテーブルを作成します。
下の図はSequenceブロックでラティスの太さリストを作成し、それぞれのパターンのラティスの質量と表面積を求めた例です。
このバージョンで追加されたブロックを使用すると、ここからラティスの太さによる質量、表面積の変化をリスト化し、CSVファイルとして出力することができます。
ブロックの更新
Extract Columns as Text
Extract Columnsからブロック名が修正されました。
Export FE Mesh to CFD
STLファイル形式に対応しました。
Version 4.15
ブロックの追加
Surface Plot (Beta)
フィールドの分布を平面ではなく、インプリシットモデルの表面形状で見ることができるブロックです。
これによりオーバーハング角やラティス径の変化を可視化したり、外部からインポートした解析結果とnTopで編集した形状と重ねる等、フィールドの視認性向上に役立ちます。
Tab
そのままタブ文字を定義します。主にインポートした文字列を分解するのに使用します。
主な更新内容は以上です。その他マイナーな更新やバグ修正が行われています。
詳細はnTopのヘルプをご確認ください。
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