みなさま、こんにちは。nTop(旧nTopology)サポートの川浦です。
8, 9月のアップデート内容をご紹介します。ユーザーインターフェースに変更点がありますのでご確認ください。
Version 4.7
機能改善
CAD相互運用性ライブラリ更新
SolidWorks2023ファイルがサポートされるようになりました。
EOSPRINT用nTopプラグイン更新 (Beta)
プラグインのインストールフォルダーにconfig.jsonを追加することでスライスの精度を調整できるようになりました。
Version 4.8
機能改善
断面表示
YZ/XZ/XY平面を1ボタンで指定できるようになり、その都度法線ベクトルの値を入力する必要がなくなりました。
もう一度同じ平面ボタンを押すと反転します。また、断面だけでなくフィールドの表示も同様に行えます。
ブロックの更新
Section Body
肉薄部分の断面が精確にキャプチャされない場合、オプションでMin. Feature Sizeを設定することで改善できるようになりました。
入力されない場合は断面全体のスパン長の1%の値が適用されます。
オプション値なし | オプション値あり |
Version 4.9
ユーザーインターフェースの変更
右パネルの追加
ウインドウの右側にパネルが追加され、ブロックの説明や表示設定はこちらへ移動しました。
(トポロジー最適化のグラフなどは変わらずブロック右上のBlock Detailボタン>Displayタブに表示されます)
ハイライトされている単一のブロックについて表示され、未選択の場合や複数選択されている場合は表示されません。
ウインドウ右上のアイコンもしくはショートカットCtrl+2で表示/非表示を切り替えることができます。
透過表示
ブロックのDisplayタブでTransparencyチェックボックスをオンにすると透過表示ができるようになりました。
スライダーで透過率を設定できます。インプリシットだけでなくCAD/メッシュモデルにも有効です。
機能改善
物理単位設定
これまで固定されていたいくつかの物理単位が任意で変更可能となりました。
変更すると既にブロックに入力されている数値は自動的に相対値に変換されます。
Version 4.10
ブロックの追加
Rigid Connector (Beta)
構造を考慮しない質点との接続を定義します。
後述のFE Point Attributeブロックと組み合わせて固有値解析や座屈解析、最適化に利用できます。
FE Point Attribute
質点の定義です。FE Componentブロックに入力します。
機能改善
ジンバル表示
表示が大きくなり視認性が向上しました。
また、マウスカーソルがどの要素を選択しているか色の変化で認識できるようになりました。
その他マイナーな更新やバグ修正が行われています。
詳細はnTopのヘルプをご確認ください。
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