みなさま、こんにちは。nTop(旧nTopology)サポートの川浦です。
7月のアップデート内容をご紹介します。細かい機能修正が中心となっています。
Version 4.5
ブロックの更新
Mass Properties
モデルの体積や重量を計算するMass Properties from BodyとMss Properties from Meshが統一されました。
Surface Area
こちらも表面積を計算するSurface Area from BodyとSurface Area from Meshが統一されました。
Set Boounding Box
インプリシットモデル用のSet Body Bounding Boxとフィールド用のSet Field Bounding Boxが統一されました。
Mass Response / Center of Mass Response / Moment of Inertia Response
トポロジー最適化の応答ブロックです。βから正式実装になりました。
Mesh Quality
メッシュの直行性や歪度、自己交差などを計算し、フィルタリングして表示するブロックです。β版から正式実装になりました。
Version 4.6
機能改善
画面のキャプチャ機能がメニューのViewから実行できるようになりました。

ブロックの追加
Implicit Body from Field Optimization (Beta)
フィールド最適化の結果からインプリシットモデルを作成します。これまでは最適化ブロックのプロパティから抜き出す必要があり、最終結果のみを取得できましたが、反復計算の途中経過モデルも取得出来るようになりました。
トポロジー最適化用のImplicit Body from Topology Optimizationと同等の扱いです。
ブロックの更新
Remesh Surface / Remesh Surface with Cyclic Symmetry (Beta)
同一のブロックとなっていましたが個別に分離されました。
Slice Body to B&W Image Stack (Version 2.0.0)
スライスデータを画像として保存するブロックです。処理が高速になり、Feature Sizeの入力が不要になりました。

その他マイナーな更新やバグ修正が行われています。
詳細はnTopのヘルプをご確認ください。
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