みなさま、こんにちは。nTop(旧nTopology)サポートの川浦です。
2025年2月のアップデート内容をご紹介します。
12月からはホリデーシーズンということもあり大きなアップデートはありませんでしたが、2月になりフィールドビューアーのリニューアルや待望の距離測定機能追加など、ユーザーインターフェースの改善がありましたので、3か月分をまとめて掲載いたします。
Version 5.12
ブロックの更新
Min Feature Size Constraint
Max Feature Size Constraint
Demold Constraint
β版から正式実装になりました。
Version 5.13
ブロックの更新
Transform Material
Combine Design Responses
Reaction Force Response
β版から正式実装になりました。
Version 5.14
ブロックの更新
Axis
プロパティにPoint型の”Origin“が追加されました。
Remap Constraint
Pattern Repetition Constraint
β版から正式実装になりました。
Version 5.15
ブロックの追加
Relax Graph (Beta)
サーフェスラティスのためのブロックで、参照するインプリシットモデルの表面上でビーム長を均すように調整します。


ブロックの更新
Import Static Structural Result
Import Static Thermal Result
VTKレガシー形式のファイル (.vtk)に対応しました。
Import CFD Analysis Result
VKT非構造格子ファイル(.vtu)に対応しました。
3-Axis Milling Constraint
5-Axis Milling Constraint
β版から正式実装になりました。
ユーザーインターフェースの改善
フィールドビューアーのリニューアル
- カラーマップに新たに”Implicit”が追加されました(デフォルト表示)。
- 半透明になり、透明度の調整ができます。
- 等値線表示はデフォルトで有効になり、間隔は入力値が0の場合自動で調整されます。
- プローブ機能はデフォルトで有効になり、表示値の等値線が表示されます。
- 表示サイズの初期値は選択したオブジェクトの大きさに応じて自動調整されます。

Version 5.16
ユーザーインターフェースの改善
距離測定ツールの追加
- ショートカットキー:M
- マウスで選択した2点間の距離を測定します
- インプリシットモデルだけでなくCADモデル、メッシュモデルに対しても使用可能です。
- 右パネルに表示されるメニューの”Show XYZ”を有効にすることで3軸成分が表示されます。
- 測定ラインはモデルの裏に隠れるため、すべて表示したい場合はモデルを半透明表示にします。
- 現時点では断面表示と同時使用ができません。内部を計測したい場合はブーリアン演算でモデルを割ってください。

ブロックの更新
Dictionary
β版から正式実装になりました。
主な更新内容は以上です。その他マイナーな更新やバグ修正が行われています。
より詳しい内容はnTopのヘルプをご確認ください。
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