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2023.09.19

樹脂製カードホルダーの製作事例【EOS 樹脂3Dプリンター】

 以前nTopを使用してカードホルダーをデザインした事例を紹介しましたが、今回は実際にそれを樹脂3Dプリンターで造形をした様子をご紹介します。 使用した3Dプリンターは EOS FORMIGA P 110 Velocis、材料はPA2200です。
図1. nTopを使用して設計したカードホルダーの3Dデータ
図2. EOS FORMIGA P 110 Velocis

1. 3Dデータをベストな配置にし、3Dプリンターへデータを転送する

作成した図1のデータを造形エリアに合わせて配置します。今回の装置では1回の造形で32枚のカードホルダーを配置することが出来ました。この3Dデータを “スライス状” の2次元データに変換して、3Dプリンターにデータを転送します。
図3.配置した画像
図4.スライスした2次元データ

2. 造形

3Dプリンターの内部では、リコーターと呼ばれる機構が粉体材料を薄く敷き詰め、スライスデータの通りにレーザーが材料を溶かし、形状を作り出します。繰り返し何層も積み上げて立体を作るため、パウダーベッド方式は「積層造形」とも呼ばれる技術です。
造形中の様子(10倍速)
※撮影用のため、造形パーツの配置が異なります

3. 取出し

造形後、樹脂粉末のなかに造形物が埋まっている状態です。
専用の設備を使用して取出しと粉抜きを行います。この造形に使用した材料はふるいにかけて、新しい材料とミックスさせることで再利用が可能です。
図5.取出しの様子

4. 完成

カードホルダーが完成しました。
今回、32枚の造形にかかった時間は約7時間でした。
図6.樹脂3Dプリンターで造形したカードホルダー

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