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2023.05.29

サポート設計ソフトの導入事例 ―AM-Studio 部品製作 編―【EOS 金属3Dプリンター】

今回は、体積の大きい部品をAM-Studioサポートにて造形しましたのでご紹介します。
造形品は、弊社の統括部長が直々にモデリングしたモーターハウジングとなります。
表面には弊社で取り扱っておりますnTopologyを使用し、変形抑制を狙ったテクスチャーの設計にしています。

AM-Studioは、
Cellサポートという粉末除去性の高いサポートが自動で生成できるほか、ベースプレート付近を粗く設計できるので造形時間の短縮に繋がります。
CellやBlock、Line、Treeといったサポートを複合的に付与することが可能で、サポートの強度設計が行いやすいことがポイントです。
金属3Dプリンター専門のサポート設計ソフトウェアAM-Studio
nTopologyについては、以下のブログにてご紹介いたします。
■ nTopologyとは

■ 参考TECH BLOG: 【軽量化】nTopologyを利用した設計と金属3Dプリンターでの製造 事例紹介#1

■ 参考TECH BLOG:nTopologyによるジャイロイド構造の生成【3Dプリンター向け設計ソフト】

早速ですが、造形品をご紹介いたします。

金属3Dプリンター専門のサポート設計ソフトウェアAM-Studioを利用して設計し製造した部品①
金属3Dプリンター専門のサポート設計ソフトウェアAM-Studioを利用して設計し製造した部品②
250mm角のベースプレートに高さが250mmほどの造形をしましたが、造形性もほぼ問題なく完成しました。
サポートの除去性、粉末の回収性も高いことが確認できました。

今後、サポートパラメータを改良し、造形速度の向上や、各種材料への適用を進めて行きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

会社概要​COMPANY

  • 会社情報​ABOUT US

    VISION:AMをものづくりのあたりまえに
    MISSION:AMの実践者であり先導者として、産業化されたAMプロセスを実現する

  • 製品・サービス​SOLUTION

    AM装置の販売からメンテナンス、受託生産、ソリューション開発に至るまで、
    AMに関するさまざまな事業を展開しています。