今回は、体積の大きい部品をAM-Studioサポートにて造形しましたのでご紹介します。
造形品は、弊社の統括部長が直々にモデリングしたモーターハウジングとなります。
表面には弊社で取り扱っておりますnTopologyを使用し、変形抑制を狙ったテクスチャーの設計にしています。
AM-Studioは、 Cellサポートという粉末除去性の高いサポートが自動で生成できるほか、ベースプレート付近を粗く設計できるので造形時間の短縮に繋がります。 CellやBlock、Line、Treeといったサポートを複合的に付与することが可能で、サポートの強度設計が行いやすいことがポイントです。
nTopologyについては、以下のブログにてご紹介いたします。
■ nTopologyとは ■ 参考TECH BLOG: 【軽量化】nTopologyを利用した設計と金属3Dプリンターでの製造 事例紹介#1 ■ 参考TECH BLOG:nTopologyによるジャイロイド構造の生成【3Dプリンター向け設計ソフト】
早速ですが、造形品をご紹介いたします。
250mm角のベースプレートに高さが250mmほどの造形をしましたが、造形性もほぼ問題なく完成しました。 サポートの除去性、粉末の回収性も高いことが確認できました。 今後、サポートパラメータを改良し、造形速度の向上や、各種材料への適用を進めて行きます。 最後まで読んでいただきありがとうございました。